今だから出会えた本。岡部明美さん「私に帰る旅」[書評]

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今だから出会えた本。岡部明美さん「私に帰る旅」[書評]

お世話になっているプロブロガーで作家の立花岳志さん、
音楽療法士の大塚彩子さんご夫妻からよくお名前は聞かせていただいてる、
岡部明美さん。
その著書である『私に帰る旅』角川学芸出版 を読ませていただきました。

私に帰る旅
私に帰る旅

posted with amazlet at 14.04.19
岡部 明美
角川学芸出版
売り上げランキング: 242,218

私は今、立花岳志さん、大塚彩子さんご夫妻のセミナーや勉強会で心の事を学ぶことが多いです。
教わったことの原点が、この本に書かれています。
その教えにたどりつくまでの岡部さんの人生が書かれていて、こう言う風に考えに至ったのは、こんな経験があったからなのか…。
最初はそんな風に読み始めました。

 

自分の人生に置き換えてみる。

でも読み進むうちに、自然に自分の人生に置き換えて読んでいました。
両親のこと、家族のこと、仕事のこと、宗教のこと、いろいろな思いがよぎってきました。
唯一、命にかかわる大病は私自身は経験していませんが。
ですが、当てはまることは多く、それを考えながら今の自分、もしくはその当時の自分の心のことを考えていました。
これは、今まで読んだ心理学的な本(そんなに多くはありませんが)の中ではいちばん心に入り込める本でした。

この本の中に「ウー」という脳性マヒの少年のことがでてくる。
このくだりを読んでいる時に不意に涙が出てきた。
その中の著者の弟さんが言った言葉…。
「ウーは脳性マヒだったけど、心は天使だったんだよな。傷つかない力や、恨まない力って、天使の力じゃないのかな」
この言葉に反応したのだと思いますが、今の私にはくわしくは分かりません。

私の弟は、脳性小児マヒで自分のことは何も出来ない弟です。
施設に入っていますが、
今でも、弟のことを言われたり、触られると、心がざわつきます。

子供の頃、弟が自宅にいるときは、弟がいるので友達を家に連れてこれない。
「お前の弟、少しおかしいよな」と言われた時の屈辱感。

つきあった彼女に、同じような弟がいて、結婚をあきらめたこと。
弟がたれながすヨダレなどの匂い。
今では、弟よりも先には死ねない。
分からないながらもそんな思いがあったな、と思い出しました。

私の人生のキーワードの一つには間違いなく弟のことがあるなと実感できました。

 

頭と心は別物。

54年、生きてると、様々な限界を経験しました。
仕事を変わる時などです。
心の声を聞こうとせずに、まだ頑張れる、自分のここが足りない。
頭でむりやり考えて、心のことなど考えませんでした。

そうした悩みや弱いところを他人に見せたくないので、
大丈夫なふりをする、強がる。
豪放磊落な自分を演じている、本当は臆病で小心者なのに…。

この本を読んで頭と心は別物なんだ…、自分の今までのことは当たり前の事なんだ。
そんな風に思える事が出来ました。

 

今の出会いは必然。

もう少し若い時に出会えたら、そんな思いもよぎりますが。
では30代のころに出会っていたら…、おそらく当時の私は受け付けなかったでしょう。
今の私に必要なので、出会えた。
この本にしても、今の仲間、お世話になってる人、すべてが必然で出会えた。
ありがたいことです。
今からでも遅くはない、自分のことを良く知り、充実した生きかたをしたいと思いました。
今・ここ の出会いに感謝です。

 

まとめ

この本の最後の方に書かれてる言葉、

『人は自分にできないことは夢見ない』

この言葉に励まされました。

いろいろな苦難を体験したかた。
自分の生き方を模索してるかた。
そんな人にお薦めしたい本です、何かを気づかせてくれる本だと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

9月のワークショップに申し込ませていただきました。
もう少し深く学んでみたいと思いました。

 ⇒ワークショップ

《岡部明美さんのサイト》

 

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